<ALUカット>
・チップが排出されやすい
・長寿命
・チップが大きく、切削量が多い
・最高1,100 m/minで使用可能
・スムースな作業が可能
<ALUカット PLUS>
・非鉄金属、黄銅、銅、硬質アルミニウム合金、プラスチック、強化プラスチックやゴム等の粗い切削が可能
使用例
・輪郭削り
・ボアのバリ取り
・溶接前のミリング加工
・バリ取り、溶接ビード除去等のミリング作業
・金型、機械や模型など、小型部品の加工
使用時の注意
比較的軟らかいアルミニウム合金を加工する際、研磨オイルをお使い頂くことで、チップの付着を防げます。
研磨オイルは412 ALUを推奨します。詳しくは204カタログをご覧ください
備考
アルミニウムを加工する際、工具の使用方法や詳細は「馬印 アルミニウムの加工に使用する工具」をご覧下さい。
以下の手順に従って、最適な速度(m/分)と回転数を参照して下さい
①被切削材料とする素材を選ぶ
②用途を選ぶ
③カットを選ぶ
④対応する速度を確認する
被切削材料 | 用途 | カット | 速度 | ||
非鉄金属 | 軟質非鉄金属 |
アルミニウム合金、 黄銅、銅、亜鉛 |
粗い切削= 高切削力 |
ALU | 600~1,100m/分 |
ALU PLUS | 400~500m/分 | ||||
細かい切削= 低切削力 |
ALU | 900~1,100m/分 | |||
硬質非鉄金属 |
青銅、チタン、 硬質アルミニウム合金 |
粗い切削= 高切削力 |
ALU | 600~1,100m/分 | |
ALU PLUS | 400~500m/分 | ||||
細かい切削= 低切削力 |
ALU | 900~1,100m/分 | |||
プラスチック、 その他の金属 |
強化プラスチック、 熱可塑性物質、硬質ゴム |
粗い切削= 高切削力 |
ALU | 500~1,100m/分 | |
ALU PLUS | 500~900m/分 | ||||
細かい切削= 低切削力 |
ALU | 500~1,100m/分 |
上の表で、速度を確認してください
右の表で、速度と使用するシャンク径から、適切な回転数を知ることが出来ます
シャンク径 【mm】 |
速度【m/分】 | ||||
400 | 500 | 600 | 900 | 1,100 | |
RPM | |||||
3 | 42,000 | 53,000 | 64,000 | 95,000 | 117,000 |
6 | 21,000 | 27,000 | 32,000 | 48,000 | 59,000 |
8 | 16,000 | 20,000 | 24,000 | 36,000 | 44,000 |
10 | 13,000 | 16,000 | 19,000 | 29,000 | 35,000 |
12 | 11,000 | 13,000 | 16,000 | 24,000 | 30,000 |
16 | 8,000 | 10,000 | 12,000 | 18,000 | 22,000 |