製品のメリット
■綺麗な表面仕上がりが得られる
■同芯度が高いことから
- 安全
- 機械工具への負荷が小さくなる
- ビビりが少ない
- ビビり傷が付かない
- 摩耗が軽減される
■砥石で削って先端形状を変えられる
■ボンド、番手、粒度の種類が豊富
フェアードは高精度、高品質のポリフレックス(精密仕上げ用研磨工具)を安定に製造しております。ポリフレックスは精密仕上げ、鏡面仕上げの前工程に最適の工具です。フェアードは軸付き、ホイール等、様々な種類のポリフレックスを提供しております。豊富な種類の研磨材、粒度、硬さ、形状から、各用途に最適な工具を選んでお使い頂けます。
最適なポリフレックスを決めるため、初めに材料、用途、および表面仕上げのタイプを選択して下さい。丸印は、各材料および用途に最適な研磨材およびボンドを示しています。
ポリフレックスの選択ステップ
①材料
通常は加工材料の素材がわかっています。各材料に対応して表に色が付けられています。
②用途
材料の種類に基づいて、次は用途を選択します。用途の種類は下記の通りです。
■一般用途
■表面研磨
■エッジ研磨
③表面仕上げ
次にご希望の表面仕上げを選択して下さい。仕上がりの種類は下記の通りです。
■マット仕上げ
■光沢仕上げ
■特殊仕上げ
④用途、表面仕上げを選択したら、最後に適切なボンドのタイプを選んで下さい。最適なボンドには●が記載されております。
材料 ▼ |
用途 ▼ |
ボンド | ポリウレタンボンド | ゴムボンド |
レジノイド ボンド |
|||||||
砥粒 | CN | AR | ANCN | AW | AWCN | AN | ||||||
研磨 ボンド |
PUR | GR | GHR | LR | LHR | TX | ||||||
ソフト |
ミディアム ハード |
テクス チャリング |
||||||||||
表面 仕上げ ▼ |
||||||||||||
スチール、 鋳鋼 |
非硬化、 非熱処理鋼 (38 HRC 以下) |
建築用鋼材、 炭素鋼、 工具鋼、 非合金鋼、 鋳鋼 |
表面研磨 | マット | ○ | ● | ○ | |||||
光沢 | ● | ○ | ||||||||||
エッジ研磨 | マット | ○ | ○ | ● | ||||||||
光沢 | ● | ○ | ||||||||||
硬化、 熱処理鋼 (38 HRC 以上) |
工具鋼、 焼戻し鋼、 合金鋼、 鋳鋼 |
表面研磨 | マット | ○ | ● | ○ | ||||||
光沢 | ○ | ● | ||||||||||
エッジ研磨 | マット | ○ | ● | |||||||||
光沢 | ○ | ● | ||||||||||
ステンレス |
防錆、 耐酸性鋼 |
オーステ ナイト系、 フェライト系 ステンレス |
表面研磨 | マット | ● | ○ | ||||||
光沢 | ● | ○ | ||||||||||
エッジ研磨 | マット | ○ | ● | |||||||||
光沢 | ● | ○ | ||||||||||
一般用途 | 特殊 | ○ | ○ | ● | ||||||||
非鉄金属 |
軟質 非鉄金属 |
アルミ ニウム合金、 黄銅、銅、 亜鉛 |
表面研磨 | マット | ● | ○ | ○ | |||||
光沢 | ○ | ● | ||||||||||
エッジ研磨 | マット | ○ | ● | |||||||||
光沢 | ○ | ● | ||||||||||
硬質 非鉄金属 |
硬質アルミ ニウム合金、 青銅、チタン、 チタン合金 |
表面研磨 | マット | ○ | ● | |||||||
光沢 | ○ | ● | ||||||||||
エッジ研磨 | マット | ○ | ● | |||||||||
光沢 | ○ | ● | ||||||||||
高温材料 |
ニッケル合金、 コバルト合金 (航空機の ジェット エンジンの タービン ブレード) |
表面研磨 | マット | ○ | ● | |||||||
光沢 | ● | ○ | ||||||||||
エッジ研磨 | マット | ○ | ○ | ● | ||||||||
光沢 | ○ | ● |
● = 最適 ○ = 適している
安全にお使い頂くために
最高回転数は必ず守って下さい。
ポリフレックスの最高速度は下記の通りです。
各シャンク長、シャンク径に対応した最高回転数はEN 12413に記載されています。シャンクが折れてしまいますので、最高回転数を守ってご使用下さい。シャンク長に関係なく、コレットには最低10 mmは挿入して下さい。
シャンクが曲がってしまう速度は、EN 12413より下記のパラメーターから計算できます。
■先端の形状および寸法
■シャンク径
■フリーシャンク長
プフェアトの軸付きゴム砥石のパッケージには、各フリーシャンク長に対応した推奨回転数が記載されています。パッケージが届いた際、実際に使用する前に同芯度や、機械工具のコレットに正しく取り付けられているか、よくご確認下さい。
全てのポリフレックスの最高回転数が記載された表が必要な場合はお問い合わせ下さい。
ご注文方法
注文番号の例:
PF ZY 20306 AR 120 GR
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
①製品記号
PF = ポリフレックス
②形状
SC = ホイール
ZY = 円筒形
WR = 円筒形(先丸)
KU = ボール形
SP = ツリー形
KE = テーパー形
③寸法
20 mm (直径) x 30 mm (幅)= 2030
④シャンク
6 mm (シャンク径) x 40 mm (シャンク長) = 6
⑤砥粒
ISO 525によると、研磨材は下記の2種類となっています
A = アルミナ (Al2O3)
C = シリコンカーバイド (SiC)
プフェアトでは、下記のように更に細かく分類しております。
AW = アルミナ 白色
AR = アルミナ ピンク色
AN = アルミナ 標準
CN = シリコンカーバイド 緑
CU = シリコンカーバイド 灰色
AWCN = AWとCNの混合砥粒
ANCN = ANとCNの混合砥粒
⑥粒度
プフェアトの粒度はISO 525およびEN 8486に準拠しております。軸付きゴム砥石の形状と直径によって、お選び頂ける粒度が異なります。
⑦ボンド
下記のボンドを取り揃えております。
PUR = ポリウレタン(ソフト、ミディアムハード)
PU-STRUC = ポリウレタン(テクスチャリング)
GR = ゴム
GHR = 硬質ゴム
LR = レザー
LHR = 硬質レザー
TX = 繊維
オーダーメイド
お客様のご要望に応じて、軸付きゴム砥石のオーダーメイドを行っております、ぜひお問い合わせ下さい。
カスタマーサポート
ルゲベルク社では、熟練のセールスコンサルタント、カスタマーサポートエンジニアがお客様のご相談にご対応致します。研磨工具に関して、いかなる問題にも丁寧にご対応致します、お気軽にお問合せ下さい。